オラクルの公式ドキュメントはHelp Center(docs.oracle.com)から探すことができます。NotebookLMは英語のドキュメントでも日本語で解説してくれるので、ノートブックのソースとなるドキュメントとして英語のドキュメントを使用します。
Oracle APEXのドキュメントはカテゴリDatabaseの下にあります。
Release 24.2 Documentationのリンクを開きます。
Oracle APEX 24.2のドキュメントが表示されます。
NotebookLMのソースとしてアップロードするドキュメントは、PDF形式だと扱いやすいです。また、PDF形式のオラクルの公式ドキュメントは、(人が見た感じですが)良い感じでフォーマットされています。
PDFをダウンロードするために、Booksのリンクを開きます。
それぞれのドキュメントのへのリンクの右端に、PDFのアイコンが表示されています。このPDFのアイコンをクリックすると、ドキュメントをPDFとしてダウンロードできます。
試しにOracle APEX App Builder User's Guideをダウンロードします。
oracle-apex-app-builder-users-guide.pdfが手元にダウンロードされます。
GoogleのNotebookLMを開きます。
ノートブックを新規作成をクリックします。
ファイルを選択してアップロードをクリックし、先ほどダウンロードしたoracle-apex-app-builder-users-guide.pdfを選択します。
ファイルを選択すると、ソースのロードが開始します。
数分でロードが完了します。
あとは、ソースに質問をしたり、音声解説を生成したり、動画解説を生成したり、レポートを生成したりできます。
驚いたことに、レポートにしろ音声解説にしろ、すごくクオリティが高いです。さすがに動画解説はスクリーンショットの実物が生成できないため、いまいちでしたが、音声の説明とシナリオについては(すこし大袈裟に褒めるところは気になりますが)、少し手直しすれば使えそうなクオリティです。
最近オラクルからAI Data Platformという製品がリリースされました。ドキュメントはOracle Cloud Infrastructureのカテゴリ以下にあります。
オラクルの製品ドキュメントでは大抵Booksというリンクがあり、そこからPDF形式のドキュメントがダウンロードできますが、AI Data PlatformはなぜかBooksのリンクがありません。その代わりにGuidesがあるので、それをクリックします。
Using Oracle AI Data PlatformをPDF形式でダウンロードします。
using-oracle-ai-data-platform.pdfがダウンロードされます。
後はOracle APEXのドキュメントと同様に、ノートブックを新規作成してPDFをロードします。
色々とすごいのですが、特に音声解説のクオリティは驚異的でした。
音声解説の鉛筆アイコンをクリックすると、解説をカスタマイズできます。
音声解説の生成には5から10分くらいかかりました。
読みやすいとは言いにくいオラクルの公式ドキュメントですが、書籍に近いPDFのドキュメントがあることで、GoogleのNotebookLMを活用できます。
今回の記事は以上になります。
完