2020年12月17日木曜日

新しいOracle CloudのAPEX Serviceのリリース

Oracle CloudでOracle APEXの利用に特化した、廉価なサービスが新規にリリースされました。

https://apex.oracle.com/en/platform/apex-service/

まだapex.oracle.comの日本語への翻訳がされていないため、英語でのページでのみ、リリースされたことが最新ニュースとして紹介されています。

OCIのコンソールから、すでにアクセス可能になっています。

インスタンスの作成は簡単です。


Oracle APEXとSQL Developer Webからの利用に制限されています。


APEX ServiceはAutonomous Databaseとしてリストされます。ワークロード・タイプがAPEXになります。


SQLNetでの直接接続を行えるようにするには、ワークロード・タイプをアップグレードします。


SQL Developer Webから、新規にスキーマHRを作成してみました。問題なく作成できたので、接続方法については制限があるものの、それ以外の制限は少ない模様です。


気になる価格は、1 OCPU/時間で、38.712円ですので、ずっと1ヶ月使うと38.712 x 24 x 31 = 28801.728、3万円弱でしょうか。1TBのストレージが14,208円ですから、合計で43009.728、4万3千円です。


Autonomous Transaction Processingと比較すると、ディスクの価格は同じですが、OCPUは 38.712:161.292 と約1/4になっています。

制限されている機能の詳細や仮想クラウド・ネットワークの利用などについては要確認ですが、Oracle APEXを使ってアプリケーションを作って実行するサービスとしては、大変リーズナブルなサービスとなっています。