2020年10月28日水曜日

Oracle APEX アプリケーションの翻訳方法の紹介

 先日、Oracle Groundbreakers APAC Virtual Tour 2020のセッションとして、Oracle APEXアプリケーションを翻訳する方法について紹介しました。

セッションの元記事は、こちらです。セッションそれ自体は45分間なので、ブログの記事よりも内容が絞られています。

また、セッションではアプリケーションの翻訳に、XLIFF翻訳ファイルを使っていますが、そこで使用しているアプリケーションの説明はこちらです。

Oracle APEXがあらかじめ保持している翻訳済みのメッセージは、WWV_FLOW_MESSAGES$表に含まれています。それらの翻訳済みメッセージを利用するため、以下のSQLでコピーしています。

insert into cwr_messages(name, message_language, message_text) select name, message_language, message_text from APEX_200200.wwv_flow_messages$; 

スキーマのAPEX_200200の部分は、インストールされているAPEXのバージョンで変わります。20.1のデータを使って構成しているアプリケーションは、こちらからアクセスできます。ユーザー名とパスワードが同じ文字であればログインできます。例えばtranslate/translateです。

Autonomous Databaseなどは、APEXの製品スキーマへの直接アクセスが制限されているので、手元のVirtual Boxなどに一旦Oracle APEXをインストールし、そこで一旦コピーします。コピー結果は、データワークショプのXMLエクスポート/インポートの機能を使うことで、Cloud上のAPEXへインポートすることができます。

最後にセミナー動画です。資料を表示する代わりに、実際にアプリケーション・ビルダーによる操作を行っています。


声がとても小さいです。