Twitterを見ていたら、Kris RiceさんがAlways Free - 永年無料のAPEXサービスとAutonomous JSONがリリースされたとつぶやいていました。
早速、東京リージョンで確認してみました。
Autonomous Databaseとしては2つまで、という制限は変わりません。ですので、APEXサービスを作成するために、すでに作成済みだったサービスを終了しています。
Autonomous Databaseの作成を実行します。
ワークロード・タイプの選択でAPEXを選びます。
データベースを構成します、の項目のAlways FreeをONにすることができます。
後はパスワードを設定して、Autonomous Databaseの作成をクリックすると完了です。
インスタンスは1分弱で作成されました。作成されたデータベースへ直接接続できないことがAPEXサービスとその他のAutonomous Databaseとの違いです。つまり、DB接続をクリックすると、以下のメッセージが表示されます。
この機能は、APEXワークロード・タイプでは使用できません。OCI Free TierのすべてのAutonomous Database機能にアクセスするには、Always FreeのAutonomous Transaction Processingインスタンスをプロビジョニングすることをお薦めします。
将来、有料サービスにアップグレードする可能性があれば、最初からAPEXサービスで作成して使い始めるのがお勧めです。価格表を確認するとわかるようにAPEX Development Serviceは1OCPU/時間は38.721円でADBの161.292円より、ずっと低価格になっています。38.721円というのは、ADBでBYOL(Bring Your Own License)したときの価格と同じです。
Autonomous JSONデータベースも同様にAlways Freeが選択できるようになっています。
APEXサービスと同様にAlways Freeで使い続けるのであれば、積極的に選択する意味は少ないです。しかし、こちらも価格はAPEXサービスと同じく38.721円ですので、アップグレードを考えている場合は最初からAutonomous JSONを選択するのが良いでしょう。
同じ機能であれば、低価格で使えるに越したことはないように思います。
完