2021年9月3日金曜日

Menu Popupの紹介

 Universal Themeについて調べていて、Menu Popupという実装を知りました。Universal Themeのサンプル・アプリケーションに含まれています。以下のような動作をするボタンを作ることができます。


Universal Themeのサンプル・アプリケーションに含まれているMenu Popupは、こちらからアクセスできます。

以下の手順で実装します。

最初に共有コンポーネントリストを作成します。


サンプル・アプリケーションのMenu PopupではUT - Sample Menu PopupUT - Sample Menu Popup (Actions)の、2つのリストが使用されています。


リスト自体の定義には、Menu Popupだからといって特別なことはありません。

リストを作成したら、そのリストをソースとしたリージョンを作成します。リージョンのタイプリストソースリストにはUT - Sample Menu Popupが指定されています。外観テンプレートとしてBlack with Attributesを選択します。詳細静的IDとしてactionsを設定しています。


このリージョンであるリストを、ボタンのクリックで開きます。ボタンの外観CSSクラスとしてjs-menuButtonを指定します。これは決め打ちです。動作アクションとして動的アクションで定義を選択します。ただし、動的アクション自体の定義は不要です。詳細カスタム属性としてdata-menu="actions_menu"を設定します。actionsの部分は、リストが実装されているリージョンの静的IDになります。


サンプル・アプリケーションに含まれている2つめのMenu Popupの設定です。ソースリストUT - Sample Menu Popup (Actions)詳細静的IDcustomizedになっています。


ボタンでは、詳細カスタム属性としてdata-menu="customized_menu"が設定されています。


Menu Popupの実装方法の説明は以上になります。

Oracle APEXのアプリケーション作成の参考になれば幸いです。