以下より、実施した作業について紹介します。
作成するGCPのVMインスタンスの名前はadb-freeとします。マシンの構成はもっともリーズナブルそうな汎用のE2を選びました。マシン・タイプはe2-standard-2 (2vCPU、1コア、8GBメモリ)を選択しています。
以上の設定で、VMインスタンスを作成しました。この構成での月間予測は$50.92、これは 1 時間あたり約 $0.07 とのことでした。
VMインスタンスが作成されます。割り当てられた外部IPに接続する際にホスト名が使えるように、ローカルのhostsファイルにエントリをgcp-adb-freeとして追加しておきます。
ファイアウォールルールの設定を開き、ポート1522と8443への通過許可を与えます。
トラフィックの方向は上り、一致したときのアクションは許可、ターゲットはネットワーク上のすべてのインスタンス、送信元IPv4範囲は0.0.0.0/0を指定しています。
プロトコルとポートは指定したプロトコルとポートを選択し、TCPのポート8443,1522を指定しています。
ブラウザからSSHで接続します。
ターミナルが開いたら、podmanを含むcontainer-toolsをインストールします。
sudo dnf -y install container-tools
export MYPASS=<パスワード>
コンテナadb-freeを作成します。
podman run -d \
-p 1521:1522 \
-p 1522:1522 \
-p 8443:8443 \
-p 27017:27017 \
-e WORKLOAD_TYPE='ATP' \
-e WALLET_PASSWORD=$MYPASS \
-e ADMIN_PASSWORD=$MYPASS \
--cap-add SYS_ADMIN \
--device /dev/fuse \
--name adb-free \
container-registry.oracle.com/database/adb-free:latest