2025年7月11日金曜日

Oracle LiveLabsのサンドボックスで実行できるAPEXのワークショップを見つける

Oracle LiveLabsのページを参照したところ、トップページにRun on LiveLabs Sandboxの選択肢が追加されていました。



LiveLabsのサンドボックスは、Oracleプロファイルを作成済みの方に、ワークショップを実施するために時間を限定して貸し出されるOracle Cloudのテナントです。

作成済みのOracleプロファイルには、以下のリンクよりアクセスできます。Oracleプロファイルが未作成の場合は、ページに表示されるアカウントの作成をクリックして、Oracleプロファイルを作成します。


LiveLabsのサンドボックスを使用してワークショップを実施する手順については、以下の記事で紹介をしています。

Oracle LiveLabsのワークショップをインブラウザ翻訳を使って日本語に翻訳して作業する

Oracle APEXに限りませんが、Oracle Cloudが提供しているサービスを試してみたいけど、Oracle Cloudにアカウントを登録する際に必要な、本人認証のためのクレジット・カードの登録はしたくない、というケースは少なくないと思います。作成したOracle Cloudのアカウントをアップグレードするまでは、課金されることはないとしてもです。

サンドボックスで実施できるワークショップでは、Oracle Cloudのアカウント自体が貸し出されれます。ワークショップを実施するにあたって、Oracle Cloudのアカウントを作成する必要はありません。

そのようなOracle Cloudのサンドボックスを使って実施できる、Oracle APEX関連のワークショップを探してみます。

ワークショップの検索ページに各種のファセットがありますが、以下の検索オプションがお勧めです。

Workshop Type -> Run on a Live LiveLabs Sandbox
Role -> Low Code Developer
Product -> Oracle APEX

ソート基準(Sort by)はMost Popularを選択します。


2025年7月11日現在で、以下のワークショップがリストされます。人気順のトップ5に、Oracle APEXによるアプリケーション開発の基本を紹介するワークショップが選ばれています。
Oracle APEX以外にも色々なサービスで、サンドボックスで実行可能なワークショップが提供されています。

気になる点として、サンドボックスのテナントが割り当てられても、そのテナントでワークショップの実施に必要なサービスを作成できないことがありました。

ATPのインスタンスを作成しようとしたところ、リージョンのキャパシティを超えているので作成できません、という理由で作成に失敗しています。


サンドボックスの取得時にStart Workshop Now以外に時刻指定もできますが、必要なリソースも含めて予約されるのではないようです。そのため、指定した時刻で必ずワークショップが実施できなければ困るようなケースでは、注意が必要と感じました。

以上、Oracle LiveLabsのワークショップの紹介でした。