LiveLabsのサンドボックスは、Oracleプロファイルを作成済みの方に、ワークショップを実施するために時間を限定して貸し出されるOracle Cloudのテナントです。
作成済みのOracleプロファイルには、以下のリンクよりアクセスできます。Oracleプロファイルが未作成の場合は、ページに表示されるアカウントの作成をクリックして、Oracleプロファイルを作成します。
LiveLabsのサンドボックスを使用してワークショップを実施する手順については、以下の記事で紹介をしています。
Oracle APEXに限りませんが、Oracle Cloudが提供しているサービスを試してみたいけど、Oracle Cloudにアカウントを登録する際に必要な、本人認証のためのクレジット・カードの登録はしたくない、というケースは少なくないと思います。作成したOracle Cloudのアカウントをアップグレードするまでは、課金されることはないとしてもです。
サンドボックスで実施できるワークショップでは、Oracle Cloudのアカウント自体が貸し出されれます。ワークショップを実施するにあたって、Oracle Cloudのアカウントを作成する必要はありません。
そのようなOracle Cloudのサンドボックスを使って実施できる、Oracle APEX関連のワークショップを探してみます。
ワークショップの検索ページに各種のファセットがありますが、以下の検索オプションがお勧めです。
Workshop Type -> Run on a Live LiveLabs Sandbox
Role -> Low Code Developer
Product -> Oracle APEX
ソート基準(Sort by)はMost Popularを選択します。
Oracle APEX以外にも色々なサービスで、サンドボックスで実行可能なワークショップが提供されています。
気になる点として、サンドボックスのテナントが割り当てられても、そのテナントでワークショップの実施に必要なサービスを作成できないことがありました。
ATPのインスタンスを作成しようとしたところ、リージョンのキャパシティを超えているので作成できません、という理由で作成に失敗しています。
サンドボックスの取得時にStart Workshop Now以外に時刻指定もできますが、必要なリソースも含めて予約されるのではないようです。そのため、指定した時刻で必ずワークショップが実施できなければ困るようなケースでは、注意が必要と感じました。
以上、Oracle LiveLabsのワークショップの紹介でした。
完