会社でAPEXで作ったアプリケーションの運用をしています。ある日、利用者から
「ORA-0001:一意制約違反というメッセージが表示されて文書が登録できない。」
と報告をいただきました。
これだけの情報では対応できない!
ということはありません。APEXのワークスペースにサインインし、アクティビティのモニターを呼び出します。
アクティビティのモニターのアプリケーション・エラーを開きます。
セッションが終了したというエラーはたくさん発生します。それらをフィルタを設定して一覧から除くと、ユーザー、日付、エラー・メッセージから、利用者がどの時点で発生したエラーについて報告してきたのか見当が付きます。
コードに関わるエラーであれば、大体はデバッグIDが紐づいています。
デバッグIDをクリックすると、エラーが発生したときの処理のログが表示されます。
ページが呼び出された時のURLや、
エラーのスタック・トレースや、エラーが発生したコードもデバッグ・ログに含まれています。
利用者側に詳しい情報を要求しなくても、障害対応を進めることができます。
完