2022年1月26日水曜日

ある日のAPEXアプリの障害対応

 会社でAPEXで作ったアプリケーションの運用をしています。ある日、利用者から

ORA-0001:一意制約違反というメッセージが表示されて文書が登録できない。

と報告をいただきました。

これだけの情報では対応できない!

ということはありません。APEXのワークスペースにサインインし、アクティビティのモニターを呼び出します。


アクティビティのモニターアプリケーション・エラーを開きます。

セッションが終了したというエラーはたくさん発生します。それらをフィルタを設定して一覧から除くと、ユーザー日付エラー・メッセージから、利用者がどの時点で発生したエラーについて報告してきたのか見当が付きます。

コードに関わるエラーであれば、大体はデバッグIDが紐づいています。

デバッグIDをクリックすると、エラーが発生したときの処理のログが表示されます。

ページが呼び出された時のURLや、

エラーのスタック・トレースや、エラーが発生したコードもデバッグ・ログに含まれています。

利用者側に詳しい情報を要求しなくても、障害対応を進めることができます。