2025年2月18日火曜日

Oracle APEX 24.2のビルダー拡張の自動サブスクリプションについて

Oracle APEX 24.1で追加されたビルダー拡張ですが(ビルダー拡張については、こちらの記事で紹介しています - Oracle APEX 24.1のビルダー拡張機能となるサンプル・アプリケーションを実装する)、Oracle APEX 24.2で自動サブスクリプションの機能が追加されました。

管理サービスワークスペースの管理にて、拡張機能のホストを許可にて、はい - 自動手動サブスクリプションを選択します。はい - 手動サブスクリプションの場合、Oracle APEX 24.2以前の動作になります。


自動手動サブスクリプションとは?と思ったので、英語を確認してみました。英語ではAutomatic Subscriptionなので、日本語の間違いのようです。


拡張リンクは、拡張機能をホストしているワークスペースで設定します。

管理ツールサービスの管理に含まれる拡張リンクの管理を開きます。


拡張リンクとして、外部リンクまたはワークスペースに作成されているアプリケーションを指すリンクを設定します。


Oracle APEX 24.2以前は、この拡張リンクをワークスペースから参照するには、拡張機能ワークスペースを明示的にサブスクライブする必要がありました。

Oracle APEX 24.2で拡張機能のホストを許可自動サブスクリプションが設定されている場合、拡張機能ワークスペースは自動的にサブスクリプションに追加されます。

拡張機能ワークスペースと同様に管理サービス拡張リンクの管理を開き、サブスクリプションのタブを開きます。拡張機能ワークスペースが自動的にサブスクリプションに追加されていることを確認できます。


ただし、不要であれば手動でサブスクライブを解除することもできます。


新規にワークスペースを作成した場合など、手作業でサブスクライブしなくても拡張リンクを使えるようになって欲しいという要望が多かったのだと思います。実際、拡張リンクが設定されている場合は、ほとんどのワークスペースがサブスクライブしているはずです。

今回の記事は以上になります。