2021年12月9日木曜日

SEM_APIS.DROP_SEM_NETWORK実行後に残る索引構成表のオーバフロー領域の削除

 RDFナレッジ・グラフを作成したり削除したりを繰り返していると、SYS_IOT_OVER_XXXXX(XXXXXは数値)という表が増えていきます。


これは索引構成表のオーバーフロー領域なので、削除するには元になる索引構成表を削除します。

SEM_APIS.DROP_SEM_NETWORKを実行したときに、RDFネットワークに関係する表は索引構成表も含めて削除済みなはずで、なぜオーバーフロー領域が残っているのかわかりません。そのため、紐づいている索引構成表を確認しました。

select table_name, iot_name from user_tables where table_name like 'SYS_IOT_OVER%'


IOT_NAMEがBIN$で始まることより、ドロップされた索引構成表がリサイクルビンに入った状態であることが分かります。

そのためリサイクルビンをパージすることにより、索引構成表のオーバーフロー領域も削除できます。

purge recyclebin


最初に実行したSELECT文を再度実行して、SYS_IOT_OVERで始まる表が削除されていることを確認します。


PURGE TABLEコマンドを使うと、表毎に対応することもできます。

以上で対応は完了です。