先の記事で構築した環境を使って、マニュアルに記載されている雑誌記事の例を実行してみます。
最初にネットワークを作成します。Dataタブを開きます。Data Sourceにapexdevを選択し、RDF networkのプラス(+)をクリックします。Create RDF Networkのダイアログが開くので、Network nameとしてNET1、TablespaceとしてDATAを選択しOKをクリックします。
RDF networkとしてAPEXDEV.NET1を選択します。RDF networkのRDF Objectsを開き、Regular modelsの上で右クリックしてメニューを表示させ、Createを実行します。
Modelとしてarticles、TablespaceとしてDATAを選択し、OKをクリックします。
モデルARTICLESが作成されたら、Regular modelsを開いて選択します。右クリックでメニューを表示させ、Openを実行します。
モデルのデータを投入します。与えるテキストとしてSPARQLを選択し、Updateを選びます。以下の記述を行い、Executeをクリックします。
モデルARTICLESを検索して、投入されたデータを確認します。Updateの代わりにQueryを選択し、マニュアルに記載されている以下のSPARQL問い合わせを実行します。すべての記事の作者とタイトルをリストします。
マニュアルの例に含まれる、もうひとつのSPARQL問い合わせを実行します。Article1に参照されている記事の一覧です。
Oracle Databaseで実際に実行されているSQLを確認します。Query cacheを選択し、Manage networkのアイコンをクリックします。
Manage Network SPARQL Query Cacheのダイアログが開きます。ModelのARTICLESの列をクリックすると、そのモデルで実行されたSPARQLと、変換されたSQLの一覧が表示されます。
詳細を確認するSPARQL文を選択し、Cache Detailsをクリックします。
キャッシュの詳細として、SPARQLの表示がされます。