2025年6月9日月曜日

Oracle Autonomous Database Freeのコンテナに含まれるOracle Estate Explorerを実行する

更新: 2026年2月9日 - Oracle Estate Expoloer v5.0に対応

Oracle Autonomous Database Free Container Image Documentationを読んでいると、このコンテナ・イメージにはOracle Estate Explorerが含まれているとの記載がありました。

https://container-registry.oracle.com/ords/ocr/ba/database/adb-free

Oracle Estate Explorerは以下のリンクで紹介されているとおり、Autonomous Databaseへの移行を事前に評価するためのツールです。Oracle APEXで作成されていて、無料で使用できます。ただし、アプリケーションをダウンロードする方法が一般に公開されていません。

https://docs.oracle.com/ja/learn/unveiling-oracle-estate-explorer-autonomous-db/index.html

ADB Free Container Imageに入っているとのことなので、コンテナを実行して確認してみました。行った作業はOracle Estate Explorerを実行するところまでです。Oracle Estate Explorerの使い方については、また、機会があったら勉強しようと思います。

以下より、ADB FreeにインストールされているOracle Estate Explorerの実行手順を紹介します。

Autonomous Database Freeの実行手順については、以下の記事を参考にしてください。x86_64とARM 64-bit、Oracle AI Database 23aiおよびOracle Database 19cのどれにも、Oracle Estate Explorer v5.0が含まれています。

Autonomous Database Free Container Imageを実行する

ブラウザで以下のURLにアクセスします。


最初にスキーマMPACK_OEEのパスワードを更新します。

SQL Developer Webを開きます。Goをクリックします。


SQL Developer WebにユーザーADMINでサインインします。パスワードはコンテナ作成時に環境変数ADMIN_PASSWORDに設定した値です。


起動パッドが開きます。開発SQLを開きます。


以下のコマンドを実行しデータベース・ユーザーMPACK_OEEにパスワードを設定します。

ALTER USER MPACK_OEE IDENTIFIED BY <PASSWORD>

ユーザーMPACK_OEEは、Oracle Estate ExplorerのAPEXアプリケーションが含まれるワークペースMPACK_OEEの管理者ユーザです。Autonomous Databaseなので、データベース・ユーザーのパスワードがワークスペースへサインインする際のパスワードになります。


APEXのワークスペースMPACK_OEEにサインインします。以下のURLにアクセスします。


ワークスペース名MPACK_OEEユーザー名MPACK_OEEパスワードは直前のALTER USER文で設定した値を入力します。

以上でサインインします。


APEXの開発ツールのホーム・ページが開きます。AdministrationManage Users and Groupsを開き、APEXアカウントとしてのユーザーMPACK_OEEのパスワードを更新します。


ユーザーMPACK_OEEが登録されているので、それを開きます。


Password (For authentication against workspace user account repository only)PasswordConfirm Passwordを設定します。ALTER USER MPACK_OEE文で設定したパスワードは、APEXのワークスペースへのサインインに使用するパスワードです。ここで設定するパスワードは、Oracle Estate Explorerのアプリケーションのサインインに使用します。

Apply Changesをクリックし、変更を確定します。


Oracle Estate Explorerを実行します。

App Builderを開き、Oracle Estate Explorerを開きます。


Run Applicationを実行します。


Oracle Estate Explorerの画面が開きます。ユーザーMPACK_OEE、パスワードをはワークスペースに設定したものを入力します。

Sign Inをクリックします。


My Oracle Database Estateをクリックします。


Oracle Estate Explorerの画面が開きます。


Helpタブ以下より、Oracle Estate Explorerのドキュメントやサンプルにアクセスできます。


HelpAdditional Resourcesからは、カタログに登録するデータを抽出するスクリプトなどがダウンロードできます。


今回の記事は以上になります。