2024年1月26日金曜日

写真の動物の説明をOpenAI GPT-4 Turbo with visionにしてもらう

以前にこちらの記事「Google Gemini Pro Visionを呼び出して写真の動物を説明してもらうアプリを作る」で作成したAPEXアプリケーションの問い合わせ先を、Google Gemini Pro VisionからOpenAI GPT-4 Turbo with visionに変えてみました。

APEXアプリケーション自体は変更せず、ORDS REST APIの呼び出し先だけを変更します。

PCでアプリケーションを実行してみました。


OpenAI GPT-4 Turbo with visionを呼び出すパッケージUTL_OPENAI_VISIONを作成します。パッケージのコードは以下になります。

ORDS REST APIのPOSTハンドラのコードを以下に置き換えます。以下のコードでは、OpenAIのAPIを呼び出すWeb資格証明OPENAI_API_KEYとして登録されていることを前提にしています。



APEXアプリケーションではORDSのREST APIの呼び出しURLを、置換文字列G_REQUEST_URLに設定しています。Google Geminiを呼び出すPOSTハンドラを直接置き換えるよりは、新たにOpenAIを呼び出すモジュールを作成し、そのURLを呼び出すようにG_REQUEST_URLを書き換える方がよいでしょう。

OpenAI GPT-4Vの場合、プロンプトに回答は小学生にわかるような文章でお願いします。を追加したら、それなりに柔らかい回答になりました。


以上になります。

Oracle APEXのアプリケーション作成の参考になれば幸いです。