2020年2月26日水曜日

APEXからOCIオブジェクト・ストレージを操作する(2) - バケットの作成

OCIオブジェクト・ストレージにバケットを作成します。その後、作成したバケットにファイルをひとつアップロードします。


バケットの作成



APEXのアプリケーションから操作するファイルを保存する領域として、OCIのオブジェクト・ストレージにバケットを作成します。バケットのスペルはBucket、日本語発音だと、いわゆるバケツです。

ハンバーガー・アイコンをクリックしてメニューを表示させ、ストレージオブジェクト・ストレージとアーカイブ・ストレージバケットを開きます。
 

コンパートメントとしてAPEXが選択されていることを確認し、バケットの作成をクリックします。
 

開いたフォームに、作成するバケットの情報を指定します。

バケットの名前としてapex_file_storageストレージ層標準暗号化ORACLE管理キーを使用した暗号化を選びます。

作成をクリックします。


バケットは即時で作成されます。


ファイルのアップロード



Oracle APEX側にバケット内のファイル一覧を取得するAPIを登録する際に、APIを呼び出した結果が最低一行は返ってくる必要があります。そのため、何でも良いのでファイルをひとつ、新規作成したバケットapex_file_storageにアップロードしておきます。

バケットapex_file_storageをクリックします。
 

リソースオブジェクトを開き、アップロードをクリックします。任意のファイルをひとつ、アップロードしておきます。
 

この例ではLICENSE.mdというファイルをアップロードしています。

アップロードするファイルを選択したのち、アップロードをクリックします。
 

選択したファイルが終了済になったことを確認し、閉じるをクリックします。


アップロードしたファイルがリストされます。
 

バケットの作成は以上で完了です。

続く