休暇申請のワークフローを処理するAPEXアプリケーションを作成します。
休暇申請アプリケーションの作成
休暇申請を保持する表を作成します。クイックSQLの以下のモデルより、表HAP_REQUESTSを作成します。
# prefix: hap
requests
emp_name vc100 /nn
start_date date /nn
end_date date /nn
is_approved vc1 /check Y,N主キーである列ID(自動生成なので定義には含まれません)の他に、従業員名(emp_name)、休暇の開始日(start_date)、終了日(end_date)、承認または却下のフラグ(is_approved)を定義します。
SQLワークショップのユーティリティより、クイックSQLを開きます。左側に上記のクイックSQLのモデルを記述し、SQLの生成、SQLスクリプトの保存と続けて、レビューおよび実行を行います。
以下の画面ではアプリケーションの作成ではなく、実行をクリックします。
この後に表示されるダイアログにて、DDLの即時実行を行います。表HAP_REQUESTSが作成されたことを確認し、アプリケーションの作成を実行します。確認画面が表示されるので、そこでもアプリケーションの作成をクリックします。
アプリケーション作成ウィザードが起動します。
アプリケーションの名前を休暇申請とします。デフォルトで表HAP_REQUESTSをソースとする対話モード・レポートとフォームのページが作成されます。ホーム画面は不要なので編集をクリックして削除します。
アプリケーションの作成を実行します。
アプリケーションが作成されました。ワークフローの処理を組み込む前に、いくつか準備をします。
アプリケーション定義の編集をクリックします。
アプリケーションの別名を休暇申請から、フロー・モデルで使用しているHOLIDAYREQに変更します。変更の適用をクリックします。
ページ番号２として作成されているフォームのページRequestを、休暇申請のフロー・モデルのユーザータスクとして定義しているAPEXページにします。
ページ・デザイナにて、ページ番号２のRequestを開きます。
識別の別名がユーザータスクのページIDとして設定したrequestになっていることを確認します。
APEXアプリケーションがフロー・モデルよりも先に作成されていると、フロー・モデルを作成する際にAPEXメタデータを使用することができます。
以上でワークフローを実装するAPEXアプリケーションの作成は完了です。
次の記事では、このアプリケーションにワークフローの処理を組み込みます。
続く
