2023年9月5日火曜日

東京の最高気温を表示するJET Picto Chartをoj-bind-for-eachとArrayTreeDataProviderを使うように変更する

以前に東京の最高気温をJET Picto Chartで表示するアプリケーションを作成しました。こちらの記事ですが、Oracle APEXの動的コンテンツとして複数月の表示を実装しています。

この実装をOracle JETのoj-bind-for-eachとArrayTreeDataProviderを使って、静的コンテンツとして実装し直します。

リージョンTemperaturesタイプ静的コンテンツに変更し、ソースHTMLコードに以下を記述します。



ページ・プロパティJavaScriptページ・ロード時に実行を以下に書き換えます。


AjaxコールバックGET_DATAソースPL/SQLコードを以下に書き換えます。


以上で作業は完了です。動作自体は、動的コンテンツで実装したものと同じです。

今回作成したOracle APEXのアプリケーションのエクスポートを以下に置きました。
https://github.com/ujnak/apexapps/blob/master/exports/jet-picto-chart-for-each.zip

Oracle JETについては、英語のOracle JET Cookbookくらいしか説明が見当たらないため、APEXのアプリケーションに組み込むのは骨の折れる作業です。これまでの記事で、Oracle APEXでOracle JETを使うことが少しでも容易になれば幸いです。