2021年10月27日水曜日

インポートしたアプリケーションを実行したときのアクセス権がないというエラーについて

アプリケーションをインポートして実行すると、以下のエラーが発生することがあります。以前にどこかに書いた気もしますが、対処方法だけを記載します。

アクセス権を付与されていないか、アカウントがロックされているため、このアプリケーションの表示は許可されません。アプリケーション管理者に連絡してください。

アプリケーションのセキュリティ・チェックによって拒否されたアクセス

このエラーが発生する理由ですが、ユーザー・ロール割当てはアプリケーションのエクスポートに含まれないためです。ユーザー・ロール割当てはアプリケーションの共有コンポーネントアプリケーション・アクセス制御のページにあります。


ユーザー・ロール割当ての追加を行う


共有コンポーネントアプリケーション・アクセス制御の画面を開きます。


ユーザー・ロール割当ての追加を実施します。


自分自身にアプリケーション・ロール管理者を割り当てます。割当ての作成を行うと、サインインができるようになります。


自分自身以外も追加できますが、アプリケーション自体にロールを管理する画面が含まれるので、そちらで作業した方が良いでしょう。


Oracle APEXが提供する標準のアクセス制御機能として組み込んでいると、アプリケーションの管理メニューからアクセス制御の制御の設定が可能になっています。


対処方法は以上です。

新たに追加したアプリケーション・ロールを有効にするには、サインインし直す必要があります。