作業中に見つけた事象で、デバッグのログが出力されていないのではなく、処理が行われていないと思い込み時間を無駄に費やしたので記録しておきます。
以下ようなレポートのページがあります。これはサンプル・データセットのEMP/DEPTから生成されたアプリケーションです。
開発者ツール・バーのデバッグをクリックして、デバッグ・ログを出力するようにします。APEXのアプリケーションをデバッグする通常の手順です。
デバッグ出力が有効な場合、開発者ツール・バーの表示はデバッグなしに変わります。デバッグなしをクリックすると、デバッグ出力が解除されます。
デバッグが有効な状態で、フォームを開きます。
フォームが開くと、デバッグ出力がなぜか解除されています。そのため、変更の適用をクリックして実行されるプロセスのデバッグ出力は行われません。
ダイアログが閉じるとレポートのページに戻りますが、レポートのページではデバッグは有効のままです。そのため、一時的にデバッグが解除されていることに気が付きにくいです。
ダイアログが開いた時点で、開発者ツール・バーのデバッグをクリックすることにより、ダイアログのデバッグを有効にすることができます。
エラー・メッセージは
です。こちらは製品の出荷までに直ってくれるように期待しています。
完