更新:2026年1月23日
Oracle APEXによるアプリケーションの開発および開発したアプリケーションを実行する環境の作成方法をまとめます。いくつかの例外を除き、無料で利用可能なソフトウェアや環境の使用を前提とします。
環境作成に使用するソフトウェアは以下です。
- VirtualBox 7(ARM版は7.2以降)
- Oracle Linux 9(ARM版はOracle Linux 8)
- Oracle AI Database 26ai Free(RPM形式)
- Oracle APEX 24.2
- Oracle REST Data Services(ORDS)25.4(RPM形式)
すべて無料で利用できますが、ライセンスについては製品ごとに違います。Database、APEX、ORDSについてはOracle Free Use Terms and Conditions (FUTC) licenseが適用されます。
オンプレミスのOracle Databaseでの環境構築の参考になるように、VirtualBoxでの仮想マシンの作成より作業を始めています。Oracle AI Database 26ai FreeおよびOracle REST Data Servicesは、Oracle Container Registryよりコンテナ・イメージが提供されているため、より素早く、簡単にOracle APEXの実行環境を作成したい場合はコンテナ・イメージの使用をお勧めします。
GitHubに、これらのコンテナ・イメージを使用してOracle APEXの環境を作成するスクリプト群が公開されています。
本題に移ります。以下の12の記事を書いています。
Oracle APEXやOracle REST Data Servicesは、バージョンによってインストール手順が変わります。特に、ORDSの22.3より前のバージョンは、インストール手順が大きく異なります。このインストール手順は、今回の作業で確認した結果であり、バージョンが変わるとインストールするメディアや手順は変わります。
- VirtualBoxのインストール
- 仮想マシンの作成
- Linuxのインストール
- データベースのインストール
- APEXのインストール
- Oracle REST Data Servicesのインストール
- 仮想マシンのOCIエクスポート対応
- OCIコンピュート・インスタンスの作成
- REST呼び出しに使うウォレットの作成(Oracle Database 23aiより不要)
- 自己署名証明書によるHTTPS化
- インストールの検証
- パッチの適用
上記の他に、Let's Encryptを使ったサーバー証明書の取得も記事にしています。Oracle Linuxでは、EPELリポジトリにCertbotが含まれています。
Customer Managed ORDSの構成(2) - Let's Encryptを使ったSSL化
Oracle DatabaseやOracle APEXを使ってみたいけど費用が心配、という方の助けになれば幸いです。
続く