APEX 22.2よりリージョン・テンプレートにItem Containerが追加されました。APEX Office HourのPart 4: PWA, User and Developer Experienceの5:12より、開発者のVincent Morneauさんが紹介しています。
アイテム・コンテナにより、以下のようにボタンとアイテムを横一列に配置する際に、テンプレート・オプションで揃える位置を決めることができます。
以下は中央(Center)の例です。
APEX 22.2以前は、過去の記事に書きましたがCSSを定義する必要がありました。
アイテム・コンテナとは、外観のテンプレートとしてItem Containerを選択した静的コンテンツのリージョンになります。
ボタンB_ENDは、Button Endの位置に配置しています。
AlignmentとしてCenterを選択した場合です。
AlignmentとしてEndを選択すると、下揃えになります。
Stretchを選択すると、ボタンの高さがアイテムの高さと同じになります。
Wrap Itemsにチェックを入れると、画面幅が狭い時にアイテムが回り込みます。
アイテム・コンテナの紹介は以上になります。
アイテム・コンテナに含むボタンやページ・アイテムを作成するときの注意点です。
アイテム・コンテナのリージョンのコンテキスト・メニューよりボタンやページ・アイテムを作成しても、レイアウトのリージョンが親なしになり、コンテキスト・メニューを開いたリージョンになりません。
リージョンとしてアイテム・コンテナを設定していないと位置を選択できないため、手動でリージョンを選択します。
リージョンとしてアイテム・コンテナが選択されると、位置を選択できるようになります。
Oracle APEXのアプリケーション作成の参考になれば幸いです。
完