2022年11月22日火曜日

Oracle APEXの環境作成(2) - 仮想マシンの作成

Oracle VM VirtualBoxを使い、Oracle Linux 8の仮想マシンを作成します。

ここで作成した仮想マシンにOracle Database 23c Free、Oracle APEXおよびOracle REST Data Servicesをインストールします。仮想マシンは、Oracle Cloudにエクスポートできる条件を満たすように作成します。

作成する仮想マシンのスペックは、2CPU、メモリ4GB、ディスク・サイズは50BGです。


インストール・メディアの取得



Oracle Linux 8のインストール・メディアをダウンロードします。Oracle Linuxのダウンロード・サイトを開きます。
https://yum.oracle.com/oracle-linux-downloads.html


ISO images: Oracle Linux Installation Media for x86_64 and Armのリンクをクリックして、ISOメディア - DVDやCD-ROMといった円盤のイメージ - のダウンロード・ページを開きます。Release 8の最新のアップデートのイメージRelease 8.xFull ISOをダウンロードします。
https://yum.oracle.com/oracle-linux-isos.html


ほぼ10GBのファイルがダウンロードされます。2023年9月26日時点の最新は、Release 8 Update 8です。
https://yum.oracle.com/ISOS/OracleLinux/OL8/u7/x86_64/OracleLinux-R8-U8-x86_64-dvd.iso

このメディアからOracle Linux 8の仮想マシンを作成します。


Linux仮想マシンの作成



VirtualBoxマネージャーのツールようこその画面を開き、新規を実行します。(仮想マシン・メニューの新規...からも実行できます。)


作成する仮想マシンの名前OracleAPEXとします。ISO imageは先ほどダウンロードしたLinuxのインストール・メディアを選択します。自動インストールはしないので、Skip Unattended Installationチェックを入れます。

次へ進みます。


Oracle Database 23c Freeを動かすために必要なハードウェアを定義します。データベースが利用できるリソースの上限は2スレッド、2GBメモリなので、メインメモリー4096MB、Processors2CPUとします。

次へ進みます。


仮想ディスクは新規に作成し、Disk Size50.00GBとします。Oracle Cloudへエクスポートするには、ディスクは50GB以上の大きさである必要があります。

次へ進みます。


概要を確認して、完了をクリックします。


以上で仮想マシンの作成は完了です。


仮想マシンは作成されましたが、オペレーティング・システムはまだインストールされていません。

続く