2022年11月9日水曜日

ページに埋め込んだJavaScriptにブレークポイントを設定する

 APEXのページに埋め込んだJavaScriptのコードに、ブレークポイントを設定する方法を確認しました。

確認のために以下のページを作成しました。ページにボタンをひとつ作成し、JavaScriptを実行する動的アクションを作成します。

動的アクションとして実行するJavaScriptのコードは以下です。

// here is the sample JavaScript
let i = 0;
i++;
i++;
i++;
i++;
i++;
i++;
i++;
// end of JS code.

アプリケーションを実行し、JavaScriptコンソールを開きます。

ページに埋め込んだコードは、もちろんページに含まれます。要素のタブからコードを参照することができます。コードを探すのは大変なので記述したコメントを検索すると良いでしょう。


ブレークポイントはソース・タブより設定します。

ページのソースなので、簡易URLがONの場合はアプリケーション別名とページ別名の組み合わせとなるページを開きます。簡易URLがOFFの場合は、f?p=アプリケーションID:ページID:セッション:...となっているページを開きます。

ソースについてもコメントなどで検索して、埋め込んだJavaScriptのコードを見つけると良いでしょう。


ソースコードを見つけたら、ブレークポイントを設定したい位置をクリックすることにより、ブレークポイントを設定できます。


今回はボタンのクリックにてJavaScriptのコードが実行されます。確認のためにボタンをクリックします。

設定したブレークポイントの位置で処理が一時停止し、実行の継続またはステップ実行が可能になります。


後は変数の内容を確認したり、ステップ実行をするなどのデバッグ作業を行います。

以上になります。