Streamlitで作成したアプリケーションをOracle APEXのURLリージョンに埋め込んでみます。
埋め込みのテストには、StreamlitのGenerative AIのexmaple codeとして紹介されているアプリケーションを使用します。
Oracle APEXのURLリージョンとしてStreamlitのアプリを埋め込んだ結果です。同じ設定のURLリージョンですが、通常のページにURLリージョンを配置した場合と、非モーダル・ページにURLリージョンを配置した場合の2種類のページを作成しています。
Streamlitのアプリケーションですが、exampleのhttps://llm-examples.streamlit.app/を埋め込んでいます。このStreamlitのアプリケーションをiFrameに埋め込むために、URLの引数として?embed=Trueを追加します。
iFrameにアプリケーションの埋め込むために、リージョンを作成します。
タイプはURLを選択します。リージョンの装飾は不要なので外観のテンプレートとしてBlank with Attributes (No Grid)を選択します。リージョンの高さは自動調整されないため、Universal ThemeのLayout Modifiersを使って、CSSクラスにh800(高さ800px)を指定します。
リージョンの属性を開きます。
設定のURLはhttps://llm-examples.streamlit.app/?embed=Trueとします。組入れモードはIFrameです。IFrame属性にwidth=100% height=100%を設定します。
Streamlitを埋め込むリージョンの設定は以上です。
主となるAPEXアプリケーションとは独立した画面としてStreamlitのアプリケーションを開く場合は、URLリージョンを含むページの外観のページ・モードを非モーダル・ダイアログに変更します。
非モーダル・ダイアログは、通常のページと同じ手順で開きます。ボタンの動作のアクションとしてこのアプリケーションのページにリダイレクトを選択し、ターゲットとなる非モーダル・ダイアログのページ番号を指定します。
今回の記事は以上になります。
Oracle APEXのアプリケーション作成の参考になれば幸いです。
完